更新日:2016年12月01日
ご入居者の健康的な生活を、"睡眠"という観点からサポートするためにスリープマネジメントを導入しています。
スリープマネージメントとは、生活習慣や眠りの環境を整えることです。日々の生活を健やかに過ごすためには、しっかりとした睡眠をとる必要があります。しかし、睡眠の質を上げるためには、単に寝るときだけ気を付ければ良いわけではありません。
日中は生活リズムに配慮しながら楽しく過ごしていただき、夜に向けてリラックスした環境を整えます。そのうえで睡眠の質を上げ、より健やかに日々の生活を送ってただくことができるのです。
介護:生活習慣の改善・転倒予防・昼夜逆転による夜間徘徊の防止
生活・レクイベント:レジャーを楽しむことの意欲向上・日中の生活の活性化と認知症予防への取組み・コミュニケーション意欲の向上による社会性維持
看護:生活習慣病(高血圧症・糖尿病・動脈硬化等)の予防・うつ病予防・感染症予防・医師との連携による睡眠障害の治療推進・機能訓練(リハビリ)の推進
朝の散歩で日光浴を行い、お体の負担が最も少ない夕方にレクリエーションを実施することで、居眠りを回避します。必要な場合は夜の入浴で就寝前によりリラックスしていただくこともあります。日中の生活リズムを整えたり、生活環境を工夫したりして、良い健康状態を保つことを目指します。
お一人おひとりに睡眠状態をお伺いするとともに、より心地良く安全な睡眠環境をご提供するため、ドイツ・フェルカー社製の介護ベッドを各居室に標準設置しています。体圧を測定し硬さの違うマットレスを組み合わせ、その方に合ったマットレスをカスタマイズします。
睡眠計を活用した睡眠状態の「見える化」、オリジナル遮音ドアでの遮音など多彩な観点からスリープマネジメントを推進しています。
※個々のホームによって取り組みが異なる場合があります。