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"Life Focus"を形にする取り組み  ~知識と経験を伝える講演会~

皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーのFです。

今回は、これまで培ってこられた知識や経験を生かし、ホーム内で定期的に講演会を開催されているS様の“Life Focus”の取り組みをご紹介します。

S様は2024年に当ホームへご入居されました。
お子様とSNSで連絡を取り合うほか、国内外のご友人とメールを交わすなど、現在も幅広い交流を続けていらっしゃいます。

ホーム内での歩行練習を日課とし、興味のあるイベントにも積極的に参加されています。
また、音楽や絵画、文学にも造詣が深く、居室では洋書を読んだり、動画でクラシック音楽を鑑賞したりと、日々さまざまなことに関心を持ちながら過ごされています。
私も折に触れてクラシック音楽について教えていただいていますが、豊富な知識と学び続ける姿勢に、私自身も刺激をいただいています。

脳神経外科医として長年医療に携わってこられたS様。
その知識や経験をホームで生かしていただける機会をつくれないかと考え、講演会の開催をご提案しました。
するとS様から「それならばやってみよう」とのお返事をいただき、昨年、初めての講演会が実現しました。

講演会の開催にあたっては、S様と相談しながらテーマや日時を決定し、スタッフが会場準備や参加のご案内などを行っています。
講演は毎回好評で、現在では定期的に開催されるようになりました。

今回のテーマは「認知症」について。
使用する資料は、S様ご自身が一から作成されました。
参加される方が関心を持ち、理解しやすいよう、スライドの構成や表現にも工夫が施されています。

講演では、認知症を公表した著名人の事例をはじめ、認知症の種類や原因、新薬の効果など、幅広い内容が取り上げられました。
専門的な内容を簡潔にかみ砕いて説明され、参加された皆さまは真剣な表情で耳を傾けていました。

ご自身が培ってこられたものを伝えることは、S様にとって、多くの方と学びを分かち合える大切な機会となっています。
同時に、ほかのご入居者ならびにスタッフにとっても、新たな知識に触れ、ともに学び、考える貴重な時間となっているご様子です。

S様にとって講演会は、これまで歩んでこられた人生や経験を生かしながら、ホームの皆さまと交流できる大切な活動のひとつです。
このように、その方らしさや強みを日々の暮らしの中で発揮していただける機会をつくることも、“Life Focus”の大切な取り組みだと考えています。

これからもS様のお考えをうかがいながら、講演会を安心して続けていただける環境を整え、S様らしく活躍いただける機会が続いていくようサポートしてまいります。