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ソナーレ祖師ヶ谷大蔵の
スタッフブログ
Staff Blog

集中する時間が心を整える ~作業療法士主催「ペン習字」アクティビティ~

皆さま、こんにちは。
いつもソナーレ祖師ヶ谷大蔵のブログをご閲覧いただきありがとうございます。
作業療法士のTです。

本ブログでは、ホームで行っている日々のアクティビティの中から、作業療法士が主催している取り組みについてご紹介いたします。
当ホームでは、毎日14時と16時の2回、さまざまなアクティビティを実施しています。
そのうち週2回は、作業療法士が中心となり、ご入居者お一人おひとりのご様子や想いを大切にしながら、内容を企画・運営しています。
今回ご紹介するのは、毎月初めに行っている「ペン習字」の時間です。

お手本を見ながら、まずは薄く印字された文字をなぞり、そのあと、ご自身のペースで清書していただきます。

慣れ親しんだ“書く”という動作を通じて、自然と姿勢を正し、静かに集中する時間が生まれます。
この取り組みで、私たち作業療法士が大切にしているのは、「集中するひとときを持つこと」と、「季節を感じていただくこと」です。
ホームでの生活では、ひとつのことにじっくり向き合う機会が限られることも少なくありません。
だからこそ、短い時間でも心を向けて取り組める場をご用意したいと考えました。

文字を整えて書く動作は、短時間の集中を積み重ねる活動です。
そのため、長時間集中し続けることが難しい方でも、無理なく取り組んでいただくことができます。

また、お題には毎月、季節の挨拶文を取り入れています。
「春らしさを感じるわね」「まさに今の季節にぴったり」
そんな会話が自然に生まれ、書くことをとおして季節の移ろいを感じていただけるよう工夫しています。

こうしたさまざまなねらいを持って内容を考えていますが、何よりも印象的なのは、皆さまが穏やかな表情でペンを走らせていらっしゃるご様子です。
その姿に、私たちスタッフも毎回あたたかな気持ちになります。

作業療法士は、機能訓練だけでなく日々の暮らしに寄り添いながら、心身の状態や生活のリズムに目を向けて支援を行う役割を担っています。
これからも、リハビリテーションはもちろんのこと、何気ない日常のひとときが、少しでも豊かで心地よいものとなるよう、工夫を重ねてまいります。

次回もどうぞお楽しみに!