2026/02/16
この場所で、もう一度 ~想いをつなぐサッカー観戦~
皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーのYです。
今回は、当ホームの“Life Focus”の取り組みの中から、長年親しんできたご贔屓のサッカーチームを応援する時間を、ホームで再び味わっていただいた一場面をご紹介いたします。
ご入居者のI様は、以前から浦和レッズの熱心なファン。
かつては、浦和駅からバスに乗り、スタジアムへ足を運んで応援されていました。
ご入居後もしばらくはスタジアム観戦を続けていらっしゃいましたが、体力面やお気持ちの変化もあり、気が付けばスタジアムからは足が遠のき、最後に訪れてから、すでに5年ほどが経っていました。
現在は、スタジアムまで出向いての観戦は難しいご様子ですが、それでも「サッカーが好き」「チームの活躍を応援したい」というお気持ちは、変わることなくI様の中にありました。
そこで今回、“Life Focus”の一環として、ホームのグランドダイニングに設置されているプロジェクターを使い、大型スクリーンでのサッカー観戦を企画しました。
当日は、かつてスタジアムへ足を運ぶ際に身に着けていたユニフォームやマフラーを着用。
スタッフが用意したタンバリンやマラカスなどの応援グッズとともに、観戦が始まりました。
普段も日課の時間にテレビで試合をご覧になることはありましたが、視界に入りきらないような大型スクリーンと、スピーカーから響くスタジアムさながらの歓声は今回がはじめて。
画面に映し出される選手の姿、その場を包み込むような音の迫力に、I様は思わず目を見開かれました。
「やった!点が入った!」
「すごいね!」
と、ご自身から言葉を発せられる場面も。
最近はあまり表情の変化がみられなかったI様ですが、その表情や身振りからは、かつてスタジアムで応援されていたころの記憶が、自然とよみがえっているように感じられました。
ご入居者とスタッフが並んで、試合の行方に一喜一憂する時間。
その場にいた私たちにとっても、心に残るひと時となりました。
企画を担当したスタッフは、
「こんなにも明るい表情をお見せくださるなんて思っていなくて…」
と、思わず涙をこぼしながら、I様と一緒に観戦していました。
その様子を見て、私自身も胸が熱くなりました。
これからも、この場所での暮らしが“今のホーム”だと感じていただけるように、その方らしい時間を大切にしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。