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ソナーレ浦和の
スタッフブログ
Staff Blog

日常を紡ぐ"Life Focus" ~夜のお散歩~

皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーのMです。

シリーズでお届けしている「日常を紡ぐ“Life Focus”」。
このブログでは、ご入居者お一人おひとりが大切にしてこられた習慣や、その方らしい暮らしに寄り添う取り組みをご紹介しています。
今回は、今月から新たな日課として始めた「夜のお散歩」の様子をお届けします。

この日ご案内したのは、M様。
ある日、
「最近歩いていないから、リハビリも兼ねて歩きたいわ」
とお話しくださいました。
一方で、
「日中は暑そうよね」
ともおっしゃっていたため、夕食後の涼しい時間帯にお散歩へ出かけてみてはどうでしょうかとご提案したところ、
「いつもは早く寝ちゃうけど、たまにはいいわね!」
と快く応じてくださいました。

行き先は、浦和駅前の『PARCO』。
M様が長年暮らしてこられた浦和の街を久しぶりに眺めていただけたらと思い、駅前まで足を延ばすことにしました。
以前、ほかのご入居者から「映画館フロアからの眺めがきれい」と伺っていたことも、そのきっかけです。

「久しぶりに駅前まで行ってみようかしら」
と、期待を膨らませながら出発しました。

少しずつ日が暮れ、いつもの街並みがやわらかな灯りに包まれていきます。
「なんだか違うところに来たみたいね」
と、昼間とは異なる景色を楽しまれながら、ゆっくりと歩みを進められました。

PARCOに到着すると、館内を散策しながらウィンドウショッピングを楽しまれ、その後、映画館フロアへ。

窓越しに広がる夜景をご覧になると、
「あそこが浦和駅? ずいぶん様子が変わったわね」
と、懐かしそうに街並みを眺めていらっしゃいました。

また、
「私なんかと一緒で大丈夫?」
と、少し照れたような笑顔を見せられる場面も。
スタッフへのお気遣いを忘れない、M様らしいお言葉でした。
久しぶりの夜のお出かけに、どこかそわそわしたご様子もうかがえ、その表情からは楽しみにしてくださっていたお気持ちが伝わってくるようでした。

 

帰り道、今回のお散歩を振り返りながら、M様はこんなお話をしてくださいました。
「入居したばかりの頃、ホームの作業療法士の先生がお散歩に連れて行ってくださっていたの。入居して間もなく入院することになってしまって、その時はもう歩けなくなるかもしれないと思っていたのよ。
でもその後、先生にはリハビリでとてもお世話になって…。
今日久しぶりに歩いてみて、『また歩けるんだ』という自信が持てたわ。夜に出かけることもほとんどなかったから、とてもいい思い出になった。またお願いね」

長いリハビリを経て歩く力を取り戻されたM様。
今回のお散歩は、浦和の街を巡るだけでなく、ご自身の歩みに改めて自信を持つ機会にもなったようでした。
「またお願いね」というお言葉は、ライフマネージャーとして何よりの励みです。

いかがでしたでしょうか?
今回のお散歩が、M様にとって「また歩いてみよう」と思えるきっかけとなり、これからの日常の楽しみへとつながっていけば嬉しく思います。

これからも、お一人おひとりの「やってみたい」という想いを大切にし、その方らしい日常をともに紡いでまいります。