2026/09/02
久しぶりのスイーツを味わいに
皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーのYです。
今回は、ご入居者の「おいしいケーキを食べに行きたい」という想いから実現した、“Life Focus”の取り組みをご紹介します。
あるご入居者は義歯の治療のため、しばらくの間、召し上がれるものが限られていました。
散歩や買い物に出かけた際、店頭に並ぶスイーツをご覧になるたびに、
「おいしそうね。早くケーキが食べたいわ」
「まだ食べられないのかしら」
と、残念そうにお話しされていました。
そこでスタッフが、
「治療が終わったら、おいしいケーキを食べに行きましょう」
とお約束すると、
「本当? うれしい。楽しみにしているわ」
と、表情をほころばせていらっしゃいました。
その後、治療が無事に終わり、楽しみにされていた外出の日を迎えました。
今回は、普段から親しくされているスイーツ好きのご入居者もお誘いし、スタッフとともに洋食店へ出かけました。
席に着いてメニューを開くと、お二人の目の前には魅力的なスイーツがずらり。
「どれもおいしそう。全部食べたくなってしまうわ」
「迷ってしまうわね」
と、メニューを見比べながら、楽しそうに相談されていました。
じっくりと選んだ結果、ご注文されたのは、プリン・ア・ラ・モードとフレンチトースト。
当初はケーキを楽しみにされていましたが、その日は「今、一番食べたいもの」をご自身で選ばれました。
スタッフが、
「ケーキではなく、プリンでよろしいですか?」
と確かめると、
「ええ、今日はこれが食べたいの」
と、うれしそうに答えてくださいました。
運ばれてきたスイーツを前に、お二人は笑顔に。
ゆっくりと味わいながら、
「お店の雰囲気もすてきね」
「おいしくて、来られてよかったわ」
と、会話も弾みます。
帰りの車内でも、
「今日はとても幸せだった。また連れていってね」
と、楽しかった時間を振り返っていらっしゃいました。
調を終え、好きなものを選び、親しい方と一緒に味わう――。
今回の外出では、楽しみにされていた時間をゆっくりと過ごしていただくことができました。
これからも、ご入居者お一人おひとりの何気ない言葉や日々の楽しみに目を向け、その想いをかなえるサポートをしてまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。