更新日:2016年12月01日
「持ち上げない介護」とは、リフト等の福祉機器導入によって、スタッフがご入居者を極力持ち上げないで介護することです。
ライフケアデザインでは、ベッドから車椅子への移乗時などに、リフト等の福祉機器を積極的に導入しています。それにより、ケアの品質向上を実現しています。
寝たきりになってしまう方、これはケアする側がつくっているという現状もあります。
というのも、人力で行う介助は介助される側の自然な動きを遮っていることが多く、筋肉の緊張を引き起こします。これが自立する機会を奪ってしまう場合もあるのです。
福祉器具を活用することで皮膚損傷や移乗の不快感、転倒転落の危険をなくすことができ、何より、寝たきりによる合併症の予防にもつながります。
介護スタッフは、どれほど優秀な人でも腰痛の悪化等で離職せざるを得ないことがあります。
ご入居者にとっては、せっかく慣れ親しんだスタッフが辞めてしまい、担当者が変わることでストレスにつながります。
福祉器具の導入でスタッフの負担を減らすことは、離職率の高いこの業界で優秀なスタッフによる中長期的なケアの品質維持につながります。
※個々のホームによって取り組みが異なる場合があります。