皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーのKです。

少しずつ秋の気配が深まり、朝晩の空気にもひんやりとした澄み渡りを感じるころとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回ご紹介する“Life Focus”をかたちにする取り組みは、ご入居者のH様の『ご主人との思い出の地を訪れたい』という願いからはじまりました。
H様にとって山中湖は、かつてご主人と何度も足を運ばれた特別な場所。
富士山を望む湖畔で過ごした時間が、今も心の中に残っているのだそうです。

PA（パーソナルアシスタント：ご入居者個別担当スタッフ）を中心に、入念にアセスメントを行い、ご本人やご家族と相談を重ねながら、思い出の地を再訪するプランを立てました。
今回の目的は「山中湖から富士山を眺めること」と「山梨名物のほうとうを味わうこと」。

当日はあいにくの空模様となってしまいましたが、道中の景色を楽しみながら、ご希望だった“ほうとう”を召し上がっていただくことができました。

湯気の立つお鍋を前に、「あのころ、主人と食べた味を思い出すわ…」と穏やかにほほ笑まれるH様。
そのひと言に、PAも胸が熱くなりました。

「次は晴れた日に、もう一度ここへ来たいわね」―。
そんな言葉を残され、山中湖への再訪を“リベンジ”としてお約束。

ホームに戻られたあとには
「楽しかった！計画を立ててくれてありがとう！」と、にこやかに感謝の気持ちを伝えてくださいました。

H様の想いをかたちにした今回の取り組み。
雨のおかげで、楽しみが次へとつながりました。
H様、次回の旅も、どうぞ楽しみにしていてくださいね！

読者の皆さまには、最後までお読みいただきありがとうございました。