ソナーレの暮らし
2025/10/07
20世紀最後のアコースティック楽器 ~スティールパンコンサート
皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーのMです。
先日のナイトアクティビティでは、「スティールパン演奏会」を開催いたしました。

スティールパンとは、ドラム缶から作られた音階のある打楽器。
独特の倍音を持つ柔らかな響きが特長で、カリブ海最南端の島国、トリニダー・ドバゴ共和国で生まれました。
20世紀最後のアコースティック楽器とも呼ばれるこの南国の楽器は、見るのも聴くのも初めてという方が多く、開演前から皆さまの表情にはワクワクとした期待が浮かんでいました。

演奏は『涙そうそう』や『アンダー・ザー・シー』など、南国の楽器にぴったりのナンバーからスタート。
軽やかな音色がフロアいっぱいに広がり、自然と手拍子が生まれました。
続いて『夏の思い出』や『赤とんぼ』など、懐かしい日本の名曲が奏でられると、皆さまも声を合わせて口ずさみ、会場はやさしい歌声とスティールパンの音色に包まれました。

「初めて聴く楽器って面白いわね」
「この形、どうやって音を出しているのかしら」
演奏前にはそんな声も聞かれましたが、終演後には演奏者の方へ熱心に質問をされるなど、皆さまの関心がぐっと高まったご様子でした。
南国の風を感じるような、心弾むひとときとなったスティールパン演奏会。
異文化の魅力を堪能する新たな機会ともなった、秋の夜でした。
次回もお楽しみに!