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コラム

2026/02/18

リハビリの極意 partⅥ ~作業療法士の視点~

皆さま、こんにちは。
いつもソナーレ祖師ヶ谷大蔵のブログをご覧いただきありがとうございます。
作業療法士のTです。

シリーズでお届けしている「リハビリの極意」。
第6回となる今回は、『食前体操』についてご紹介いたします。

当ホームでは、昼食と夕食の前に、1日2回、作業療法士による体操の時間を設けています。
体操というと、腕や足を動かすイメージを持たれる方も多いかと思いますが、上半身・下半身に加え、体幹も含めた全身を動かす内容となっています。

この食前体操には、
・ 身体機能の維持・向上
・ 安全に食事を楽しんでいただくこと
・ 1日の生活リズムを整えること
といった、いくつもの目的があります。

私が食前体操を行ううえで、特に大切にしているポイントは大きく3つです。

① わかりやすい動きであること
動きが複雑すぎると、「できない」「難しくてわからない」という気持ちにつながりかねません。
お一人おひとりが無理なく取り組めるよう、動作はできるだけシンプルにしています。

② 負担をかけすぎないこと
食事の前ですので体操後に疲れが残らないよう、運動量は控えめに調整しています。
「少し身体があたたまった」「気持ちよく動けた」と感じていただけることを意識しています。

③ 首まわりやお口の体操を採り入れること
首まわりの運動に加え、「パ・タ・カ・ラ」と声を出す体操など、飲み込みや発声に関わる運動も積極的に行っています。
お食事を安心して楽しんでいただくための、大切な準備のひとつです。

作業療法士は、リハビリを行うだけでなく、日々の暮らし全体を見渡しながら、ご入居者が安心して過ごせる環境づくりにも関わっています。
これからも専門職として、どのような形でお役に立てるかを考えながら、お一人おひとりの毎日に寄り添ってまいります。

次回もどうぞ、お楽しみに!