2025/08/21
カリブの風に包まれて 〜スティールパンコンサート〜
皆さま、こんにちは。
いつもソナーレ祖師ヶ谷大蔵のブログをご覧いただきありがとうございます。
ライフマネージャーのKです。
当ホームでは毎月2回、さまざまな楽器による演奏会を開催しています。
今回は、先日行われたスティールパンコンサートの様子をご紹介します。
演奏をしてくださったのは、小川友李江さん。
数々の海外コンクールで優勝経験を持つ、若手ながら実力派の奏者です。
まずは楽器の紹介から。
スティールパンはカリブ海の島国、トリニダード・トバゴで生まれました。
石油産業で使われていたドラム缶を打ち鳴らすことから発展し、独自の音階を持つ楽器へと進化したのだそうです。
歴史はまだ浅いものの、今では世界中の音楽シーンで取り入れられ、『20世紀最後のアコースティック楽器の発明』とも呼ばれています。
説明の後には、奏者から「実際に叩いてみませんか?」とのサプライズ。
この思いがけないお誘いに、皆さまはとても嬉しそうに応じられました。
ご自分の手で鳴らした音は格別で、はじめて触れる楽器が一気に身近に感じられたようです。
会場に和やかな空気が生まれたところで、いよいよ演奏がスタート!
スティールパンの音色は「世界で最も心を癒す音」とも評されます。
その澄んだ響きに耳を傾けながら、
「まるで遠い国に来たみたい」
「とても夏らしい音ね」
「自分で音を出せたのが嬉しかったわ」
と、皆さまの笑顔が広がっていきました。
透明感のある繊細な音は、まるでトリニダード・トバゴの青い海を渡る潮風のよう。
陽射しを浴びながらヤシの木が揺れ、街角にはカーニバルのリズムが響く―。
そんな南国の情景を思い起こさせ、会場全体が鮮やかなカリブ海のムードに包まれました。
次回もお楽しみに!