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食事

2025/07/23

7月の特別食 ~猛暑を乗り切る 土用の丑の日『鰻御膳』~

皆さま、こんにちは。
いつもソナーレ祖師ヶ谷大蔵のブログをご覧いただきありがとうございます。
ライフマネージャーのKです。

当ホームでは、季節に合わせた彩り豊かな特別食を、定期的にご提供しています。
今回は、7月の『土用の丑の日 鰻御膳』のご紹介です。

土用の丑の日―。
日本の夏の風物詩として、古くから親しまれてきた行事です。
「土用」とは、季節の変わり目にあたる時期を指し、立春、立夏、立秋、立冬の直前、およそ18日間がこれにあたります。
そのなかで「丑の日」と重なる日が“土用の丑の日”。
一年に何度かあるこの日ですが、やはり立秋前の「夏の土用」は、この時期に食す鰻の美味しさと、栄養価の高さから、もっともよく知られているのではないでしょうか。

そんな丑の日当日、当ホームの料理長が腕によりをかけてご用意したのが、こちらの鰻御膳です。

この時期に鰻をいただく習慣は、江戸時代の学者・平賀源内によって広められたと伝えられています。
夏場に売上が伸び悩んでいた鰻屋の相談を受けた源内が、「本日、土用丑の日」と書いた張り紙を店先に掲げたところ、たちまち繁盛。
以来、暑い夏に栄養価の高い鰻を食べて元気をつけるという風習が定着していったのだそうです。
まさに、知恵とアイディアが生んだ習慣といえるでしょう。

さて、肝心のお味のほうですが…。
「食べてすぐだけど、もう元気が出てきた気がする!」
「大好物だから、いただけてうれしい」
「お上品な味付けに、つい箸が進みました」
といった声が、あちらこちらから聞かれました。
料理長の「暑さに負けず、元気に夏を過ごしていただきたい」との願いが、しっかりと皆さまに届いたようです。

鰻には、ビタミンをはじめ、DHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸も豊富に含まれており、免疫力の向上や疲労回復にも効果が期待できます。
まさに、夏を乗り切るための天然サプリメント。
そんな鰻を、この日、皆さまはしっかりと召し上がり、英気を養ったご様子でした。

これからも、季節の恵みを採り入れたお料理を通じて、皆さまと多くの喜びを分かち合ってまいります。

次回もお楽しみに!