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ソナーレ・アテリア大泉学園の
スタッフブログ
Staff Blog

コラム

2026/09/16

多職種で学ぶ「褥そう予防」 ~快適な暮らしを支えるケア研修~

皆さま、こんにちは!
機能訓練指導員のIです。

ご入居者に毎日を快適に過ごしていただくためには、食事やリハビリだけでなく、身体に負担をかけない日々のケアも大切です。

今回は、作業療法士とナーススタッフが共同で開催した「褥そう予防研修」の様子をご紹介します。


■現場の声から生まれる介護技術研修

当ホームでは開設当初より、スタッフの知識と介護技術の向上を目的として、3か月に1回のペースで作業療法士を中心とした研修を実施しています。
テーマは、ケアスタッフやホーム内の各委員会から寄せられた要望をもとに決定しています。

「もっとよいケアにつなげたい」 「この対応で本当によいのだろうか」

そんな日々の業務の中で生まれる疑問や課題を持ち寄り、ご入居者へのよりよい支援につなげる貴重な学びの場となっています。

■なぜ今、褥そう予防なのか

褥そうとは、身体の一部に長時間圧力がかかることなどにより、皮膚やその内側の組織が傷ついてしまう状態のことです。
一般的には「床ずれ」とも呼ばれています。

予防のためには、身体にかかる圧力を適切に分散させるだけでなく、排泄ケアや皮膚の清潔保持、適度な離床など、日常生活のさまざまな場面での配慮が欠かせません。

当ホームでも日頃からこうしたケアに努めていますが、今年の夏は厳しい暑さが続き、汗や湿気によって皮膚への負担が高まりやすい状況にありました。
実際に、お尻まわりのかぶれなど、皮膚トラブルに関する報告も例年より多く見られたことから、あらためて日々のケアを見直し、予防意識を高めるために今回の研修を企画しました。

■専門職が連携して学びを深める

これまでも年に1回、身体への圧力を分散させる姿勢の整え方である「ポジショニング」を中心とした研修を行ってきました。

今回は、当ホームでは初めてナーススタッフと作業療法士が共同で講師を担当。
それぞれの専門性を生かしながら、多角的な視点で褥そう予防について学びました。

研修では、身体への負担を軽減する姿勢の整え方に加え、おむつの適切な当て方や、お一人おひとりの排泄パターンを把握する重要性について確認しました。
さらに、おむつからの漏れや皮膚の汚れを防ぎ、蒸れや摩擦による負担を軽減する工夫など、明日からのケアにすぐ生かせる実践的な内容も共有されました。

参加したスタッフは、自身の日頃のケアを振り返りながら真剣に耳を傾け、講義後には活発な質問も寄せられました。
専門職それぞれの知識や経験を持ち寄ることで、褥そう予防への理解をより深める機会となりました。


■学びを日々のケアへ

皮膚の状態や身体の動かしやすさ、排泄の状況は、ご入居者で異なります。
そのため、日々の小さな変化を見逃さず、多職種で情報を共有しながら、その方に合ったケアを行うことが大切です。

今回の研修で得た知識と気づきを日々のケアに生かし、ご入居者に快適で安心できる毎日をお過ごしいただけるよう、今後もスタッフの知識と技術の向上に取り組んでまいります。