こんにちは！
作業療法士のYです。

皆さまは子どものころ、夏休みに朝顔を育てたり、花の色や形を観察したりした思い出はありませんか？
いよいよ夏本番 ―。
ホームでもこの季節ならではの風物詩を楽しんでいただこうと、折り紙で朝顔の壁飾りを作りました。

まずは花びらと葉を一枚ずつ丁寧に折っていきます。
「どの色にしようかしら…」と、皆さまじっくり色選び。
淡い紫や鮮やかな青、夏の日差しに映えるピンクなど、それぞれの好みが光ります。
折り方が少し難しい部分は、その都度スタッフがそっとサポート。

折り終えたあとの皆さまの笑顔は、花びらにも負けないほどの華やかさでした！

花、葉、ツルがそろったら、いよいよ支柱への貼り付けです。

お食事の席もご一緒の仲良しお二人は、
「ここはこうした方がいいわよ」
「あら、ありがとう！助かったわ」
と声を掛け合いながら作業を進めていらっしゃいました。

試行錯誤されながらも、40分ほどで完成！
「あなたの色、素敵ね！」
「奥様のも見せて」
「…やっぱり自分のが一番かしら！ふふふ…」
そんな和やかなやり取りも聞こえてきます。

それぞれの作品には花の色や配置へのこだわりがぎゅっと詰まっていて、見ているだけで夏の風が感じられるようです。

折り紙は指先の細かい動きを使うため、身体の機能維持だけでなく、脳の活性化にも効果があります。
何より、皆さまと一緒に作り上げる時間は、心まで明るくしてくれます。

これからも季節を感じられる作品づくりをご紹介し、ホームの中に四季の彩りを添えてまいります。
次回もどうぞお楽しみに！