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ソナーレ・アテリア大泉学園の
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ホームリハビリのご紹介 vol.11 ~思い出を語り合う時間「回想法」の取り組み~

皆さま、こんにちは。
作業療法士(OT)のIです。

当ホームで行っているリハビリをご紹介するこのシリーズ。
第11回となる今回は、グループでの活動への参加が難しいご入居者への取り組みとして、「回想法」をご紹介します。


■お一人おひとりに合わせた関わりを

ご入居者の中には、お身体の状態や認知症の進行などにより、大人数でのアクティビティへの参加が難しい方もいらっしゃいます。
そうした方には、これまでも個別リハビリを通じてお身体を動かす機会づくりや認知面への働きかけを行ってきました。
しかし、離床して過ごされていても、活動への参加が難しく、思うように時間を楽しめない場面もありました。

そこで今年5月からは、午後のアクティビティの時間を活用し、少人数で参加できるグループリハビリを開始しています。
今回ご紹介する回想法も、その取り組みのひとつです。

■回想法とは?

回想法とは、昔の思い出を語り合うことで、心の安定や認知機能の維持につなげる方法です。
昔の写真や音楽、生活用品、遊び道具などをきっかけに、当時の出来事や思い出を振り返っていただきます。
「昔を思い出す」という行為そのものだけでなく、参加者同士で会話を交わしながら楽しい時間を過ごしていただくことも大切な目的のひとつです。


■昔の遊びから広がる会話

この日は、竹馬やベーゴマ、メンコなど、昔の遊びの写真をご覧いただきました。
私自身、こうした遊びは男性のほうがなじみ深いものだと思っていたのですが、
「お転婆だったから私もやっていたのよ」
「男の子より上手だったわ」
といったお話が次々と聞かれ、自然と会話が弾んでいるご様子でした。

私自身、こうした遊びは男性のほうが親しんでいたのではと思っていましたが、ご入居者のお話を伺い、新たな発見もありました。

■「やってみたい」を形に

また別の日には、おはじきの写真をご覧になったご入居者から、
「久しぶりにやってみたい」
とのお声があがりました。
そこで機能訓練室にあったおはじきをご用意し、実際に遊んでいただくことにしました。
すると、

「私の地域では、ぶつけたら取れるルールだったのよ」
「こちらでは、おはじきの間を通したら取れるルールだったわ」
と、地域ごとの違いの話題でも大盛り上がり。
昔を懐かしむだけでなく、参加者同士の交流も生まれ、にぎやかな時間となりました。


■その方らしく過ごしていただくために

回想法は、遊びだけでなく、生活用品や芸能人、流行など、さまざまなテーマで行うことができます。
ご入居者それぞれの人生や経験に触れられることは、私たちにとっても大切な学びの機会です。
今後も内容を充実させながら、グループ活動への参加が難しい方にも楽しみや役割を感じていただける機会を増やし、その方らしい毎日の実現につなげていきたいと考えています。

次回もどうぞお楽しみに。