2025/04/22
4月のブランド食メニュー紹介(3)~春の相模湾便り~
皆さまこんにちは。
ライフマネージャーの小川です。
いつもソナーレ杉並上井草のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、4月のブランド食材のご紹介、第3弾として『春の相模湾便り』のご紹介をいたします


相模湾は富山湾、駿河湾とともに日本三大深湾のひとつで、小田原のすぐ沖は海底谷となっており水深1000m以上に落ち込みます。
さらに近くに黒潮が流れており、これに乗ってアジやサバ、イワシ、カツオ、マグロなど回遊性魚類が来遊するため、湾内一帯は海産物の宝庫となっています。
そんな相模湾で水揚げされた魚をたっぷりと味わっていただこうと、今回はそれぞれの素材に合った調理法でお届けいたしました。
まずは、鮪と鯛。
鮮度のよさをお造りでご堪能いただきました。
焼き物は、鰹の生姜醤油漬けでさっぱりと。甘辛い味付けが、白いご飯によく合う一品です。
煮物は鯵はみぞれ煮に。
この時季の鯵は産卵前ということもあって、脂がのって味がしまっています。
みぞれ煮にすることで鯵の風味を引き立て、お野菜と炊き合わせて見た目も栄養バランスも理想的に仕上げました。

「鮪も鯛も新鮮だね!身に弾力があって、脂のりも最高だ」


「いろいろなお魚が味わえていいですね」
「焼き魚も煮魚もふっくらと仕上がっていました。薬味が効いていてホッとする味付、いいですね」
といった、ご好評をいただきました。
鯵や鰹などの青魚に含まれる不飽和脂肪酸は、血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させる作用があります。
これは、高血圧や動脈硬化、心疾患、脳血管疾患などに効果的であり、特にご高齢者には、積極的に採っていただきたい栄養素のひとつです。
ただ、青魚は苦手な方がいらしたり、パサつく食感が召し上がりにくかったりして敬遠されがちです。
これに対し当ホームでは、今回のように、ショウガなどの薬味を効かせる、みぞれ煮にしてしっとりと、のど越しを良くするなど、調理法の工夫で美味しく召し上がっていただけるよう努めています。
健康の秘訣は、さまざまな食材をバランスよく取り入れ、美味しく楽しむことにあります。
こうした『食の基本』を大切にすることで、ご入居者の皆さまの健やかな暮らしを支えています。
今後もお楽しみに!