2026/02/02
リハプレだよりvol.1 ~楽しみながら取り組む、新しいリハビリのかたち~
皆さま、こんにちは。作業療法士のNです。
今回より、当ホームのリハビリテーション(rehabilitation)の取り組みを紹介する「リハプレだより」を定期的にお届けしてまいります。
第1弾となる今回は、上半身の運動や認知機能の訓練を目的として、ソニーとソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発したビデオゲームです。
「ビデオゲーム」と聞くと、操作が難しい、若い人向けといった印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、リハプレにはご入居者が取り組みやすい工夫が施されています。
大きな特長は、次の2点です。
1つ目は、コントローラーを使用しないこと。
画面に映し出される“手”は、ご自身の手の動きと連動しており、画面の前で手を動かすだけで操作ができます。
何かを握ったり、身につけたりする必要がありません。
2つ目は、ゲームを起動するための操作がほとんど不要であることです。
カメラが顔を認識すると自動でゲームが始まる仕組みとなっており、初回にユーザーネームと顔写真を登録すれば、次回からはいつでもスムーズに始められます。
ユーザーネームを決める場面では、
「子どものころはこう呼ばれていた」
「昔はこんなあだ名だった」
といったお話が自然と広がり、会話のきっかけにもなっています。
下の写真は、顔写真を登録している場面です。
今回は、4種類あるゲームの中から「キノコビト」をご紹介します。
キノコビトは、画面から落ちてくるキャラクターを手で受け止め、キノコの上に載せていくというシンプルなルールのゲームです。
開始時にはルール説明が表示されるため、はじめての方でも安心して取り組んでいただけます。
実際にプレイが始まると、画面を見ることで自然と視線が上がり、背筋が伸びる様子が見られます。
キャラクターは上や左右など、さまざまな方向から落ちてくるため、手や腕を大きく動かすことになり、上半身の可動域を使った運動につながります。
また、広い視野や集中力も必要とされます。
「意外と難しいですね」
「今度はあっちから落ちてきた」
といった声も聞かれ、皆さま集中して取り組まれていました。
ゲーム終了後には結果が表示され、今回はホーム長が1位となりました。
順位が出ることで、「次はもっと頑張ろう」と意欲につながる方もいらっしゃり、楽しみながら継続できる点は大きな成長だと感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後は、ほかのゲームのご紹介や、ご入居者が取り組まれている様子などもお伝えしてまいります。
どうぞお楽しみに!