2025/07/04
大好評!東京二期会の皆さんによる『フレッシュ・アーティスト・コンサート』
皆さま、こんにちは。
いつもソナーレ杉並上井草のブログをご覧いただきありがとうございます。
ライフマネージャーのOです。
今回は、先日開催した東京二期会所属のオペラ歌手の皆さんによる『フレッシュ・アーティスト・コンサート』の様子をお届けいたします。
まずは、演目のご紹介です。

プログラム前半は、懐かしさを誘う日本歌曲や世界の抒情歌が並び、耳馴染みのある穏やかなひと時をお楽しみいただきました。
そして後半は、今まさに二期会が舞台で上演を控える『くるみ割り人形とイオランタ』からの選曲を中心に送られた、本格的なオペラプログラム。
華やかで格調高い音楽の世界が披露されました。
待望の二期会の皆さんのご来訪、ということで、当日は大変多くのご入居者とそのご家族の皆さまが、期待に胸を膨らませてご参加くださいました。

いよいよ『フレッシュ・アーティスト・コンサート』の開幕です。
第一声は、男性テノールの力強い独唱から始まりました。
しっかりとした音圧がありながらも、どこか包み込まれるような温もりを感じさせる歌声は、会場全体を一瞬で魅了。
音の振動が身体に響き、思わず息を呑むような迫力のある幕開けとなりました。

続いては、ソプラノによる歌唱です。
柔らかく繊細な音色と、時折空へ突き抜けるような高音が絶妙に織り交ぜられ、聴く者の心を大きく揺さぶります。
喜びや切なさといった感情の機微が豊かに込められたその表現力に、会場からは自然と拍手が湧き起こりました。

プログラムの途中には、ピアノのソロ演奏も披露されました。
物語を語るように紡がれる一音一音が、聴き手の心に深く届きます。
「本当にひとりで弾いていたの?」
「あのピアノの方の演奏、とても素晴らしかったわ!」
演奏後にはご入居者だけでなく、ご家族やスタッフからも感嘆の声が漏れるほどの名演でした。
お三方による重唱も披露され、声と音が重なり合うことで生まれる響きの奥行きや調和が、またひと味違う感動を呼びました。
それぞれの個性が生きながらも、お互いを引き立て合う見事なハーモニーに、会場はうっとりとした空気に包まれました。

ご入居者の皆さまは、リズムに合わせて身体を揺らされたり、真剣なまなざしで耳を傾けられたりと、それぞれのかたちで音楽を楽しまれているご様子でした。
演奏後には、出演されたアーティストとの記念撮影の時間も設けられ、
「今日は来てくれてありがとう」
「握手していいの?うれしいわ」
など、感激のお声が次々にあがりました。
コンサートの余韻はその後もしばらく続き、鼻歌を口ずさまれるご入居者の姿も拝見されました。
ご入居者、ご家族、スタッフが一体となり、音楽の世界に浸る。
そんな特別のひとときとなり、会場を後にされる皆さまが、満ち足りた表情に包まれていたのがとても印象的でした。
長年にわたり、豊かな経験を積まれてきたご入居者の皆さまにこそ、真に心に響く“本物”をお届けしたい。
その想いを胸に、今後も本物志向のイベントを企画し、心豊かな暮らしの実現を目指してまいります。
次回の開催も、どうぞお楽しみに!