2025/07/01
6月ブランドメニューのご紹介(3)~初夏 鱧料理~
皆さま、こんにちは。
いつもソナーレ杉並上井草のブログをご覧くださりありがとうございます。
ライフマネージャーのIです。
6月ブランド食メニュー第3弾は『初夏 鱧(ハモ)料理』をご紹介いたします。
夏の訪れを感じるこの時季、京都や大阪では夏の風物詩として親しまれている魚、鱧をメイン食材に採り入れました。


鱧は、繊細で上品な味わいが特長の白身魚。
小骨が多いため丁寧な骨切りの技術を要しますが、口に運ぶとふんわりとほどけるような食感が広がります。
淡白ながらも旨みがあり、夏バテしやすい時季でも食べやすい一品です。
この日は、そんな鱧を冬瓜(とうがん)との煮物に仕立ててお出ししました。
だしの旨みを含んだ冬瓜はやわらかく煮含められ、鱧の繊細な味わいと絶妙に調和。
口あたりもやさしく、涼やかな余韻を残します。
ほかにも、あさりときゅうりの三杯酢和えや、桃の白和え、水菜のお浸し、笹蒲を盛り合わせた前菜など、見た目にも涼し気なお料理が並びました。
また、とうもろこしご飯には、思わず「懐かしい!」とのお言葉を漏らす方も。
夏の味覚に心弾むランチタイムとなりました。


お食事のあと、スタッフがご感想を伺うと
「鱧は軽くておいしかったね」
とのお声が聞かれました。
また、あるご入居者からは
「鱧はね、梅雨のころに多くとれて、関西では“梅雨の水を飲んでおいしくなる”といわれているんだよ」
と、鱧にまつわる言い伝えを教えていただく場面も。
季節の食材がきっかけとなり、会話の花が咲いたひとときとなりました。
これからも、旬の味わいとともに、皆さまの毎日が健やかで楽しいものとなるよう、お食事の時間を大切にお届けしてまいります。
次回もお楽しみに!