2025/09/16
夏祭り第三弾 ~歓声と感動の花火フィナーレ~
こんにちは!
ライフマネージャーのSです。
縁日遊びで盛り上がった後はいよいよ夏祭りの締めくくり、花火の時間です。
今年もご入居者の皆さまに夏の夜の風情を感じていただけるよう、置き型花火を中心にご用意しました。
日が落ちはじめると、期待に胸を膨らませた表情が並び、会場の空気もどこか特別なものに変わっていきます。
スタッフが点火すると、シュッと音を立てて火花が走り、色とりどりの光が夜空を彩りました。
「わあ、きれい!」
「昔、家族と観に行ったことを思い出す」
歓声とともにご入居者の瞳にきらめきが映り込み、花火がひとつ咲くごとに拍手が広がりました。
たとえ小さな花火でも、皆で集まって眺めることで大きな感動になる―。
そんな瞬間をあらためて実感しました。
クライマックスはナイアガラ。
横一列に並んだ花火に火が灯ると、眩い光が滝のように流れ落ち、幻想的な雰囲気に包まれました。
銀色の光の揺らめきに、ご入居者の皆さまはしばし言葉を忘れて見入られ、やがて大きな拍手が会場を満たしました。
花火を眺めるその時間は、美しいだけでなく、それぞれの心に宿る夏の記憶を呼び覚ましていました。
若い頃の夏祭り、家族と出かけた夜、地域で過ごした賑やかな情景―。
語られる断片から、そのひとつひとつが花火の光に重なっているのを感じました。
三部作でお届けした夏祭りは、食事に始まり、縁日遊びで盛り上がり、花火で締めくくりとなりました。
お祭りは、日常生活から少し離れ、純粋に楽しみや喜びを追い求めるひとときです。
その「非日常」の感覚こそが、私たちの心を揺さぶり、時代や世代を問わず、豊かな感情を呼び覚ましてくれるものではないでしょうか。
こうした楽しい時間を、ご入居者とスタッフが心をひとつにして過ごせたことは、かけがえのない宝物です。
夜空に広がった花火の余韻はやがて消えてしまいます。
けれどもその儚さゆえに、一瞬の輝きは却って鮮やかに心に残り、温かな記憶となって、皆さまの心に深く残り続けることと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!