2026/05/20
リハプレだよりvol.3 ~「やってみたい」が生まれるリハビリゲームの魅力~
皆さま、こんにちは。
作業療法士(OT)のNです。
シリーズでお届けしている「リハプレだより」。
第3弾となる今回は、第1弾でご紹介した「キノコビト」に、実際にご入居者が取り組まれているご様子をお伝えいたします。
ある日、ご入居者から
「ほかの方が話していたリハプレって何かしら? 私もやってみたいわ」
とのお声が寄せられました。
リハプレがご入居者同士の会話の中で話題となり、興味へとつながっているご様子がうかがえます。
初めて体験される際には、
「できるかしら?」「少し不安だわ…」
といったお声も聞かれました。
しかし「キノコビト」は、画面上に操作方法やルールの説明が自動で表示されるため、初めての方でも安心して始めることができます。
OTが補足しながら進めることで、徐々に不安が和らぎ、自然とゲームに集中されていきました。
「キノコビト」は、画面の上から落ちてくるキャラクターを手で受け止め、キノコの上に乗せていくシンプルなゲームです。
専用のコントローラーは必要なく、ご自身の手の動きがそのまま画面に反映されるため、直感的に操作できることが特長です。
実際に始めてみると、
「次々落ちてくるわね」
「置いているのに、うまくいかないのはどうして?」
と試行錯誤しながら取り組まれていました。
キノコの上にキャラクターを乗せるには、位置を正確に合わせる必要があります。
そのため、自然と手の位置を調整する細かな動きが生まれ、集中力も高まっていきます。
そして、
「あ、今回は置けたわ!こういうことね」
と、ご自身でコツをつかまれていくご様子がうかがえました。
また、画面の上部に意識を向けることで、背筋が伸びる姿勢の変化も見られました。
ゲームに取り組む中で、無理なく身体を動かす機会が生まれていることが分かります。
後日、2回目のお誘いをした際には、お一人で約30分間、継続して楽しまれる姿が見られました。
リハビリというと、負担や大変さを感じる場面も少なくありません。
しかし「キノコビト」は、“楽しさ”をきっかけに自然と身体を動かすことができる、新しい形のリハビリです。
今後も、ご入居者がリハプレをどのように楽しまれているのか、そのご様子をお伝えしてまいります。
どうぞお楽しみに!