ソナーレ浦和の
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ライフフォーカスの記事
ライフフォーカス
2025/10/06
"Life Focus" を形にする取り組み ~熟練の技をご披露!パンケーキづくり~
みなさま、こんにちは。
ケアスタッフのTです。
今回は、“Life Focus”の取り組みとして、甘いものがお好きなご入居者がお仲間とパンケーキづくりを楽しまれた様子をご紹介いたします。
当日の朝からにこやかにされていたM様。
エプロンとバンダナを身につけられる姿はとてもお似合いで、長年親しまれてきた料理のご経験が自然とにじみ出ていました。
後から伺ったところ、ご自宅で暮ら
「う~ん…いい匂いだね!」「焼けてきたね」
と会話も弾み、漂う香ばしさに自然と笑みがこぼれました。
仕上げはお好みのトッピング。
和菓子好きのM様は、抹茶アイスと粒あんを組み合わせたオリジナルパンケーキを完成させました。
その表情にあふれる満足感は、私たちの心に深く印象づきました。
「料理は久しぶりだからできるかな」
と少し心配されていたM様でしたが、始まってみればその手際の良さに誰もが驚かされました。
「たまにはまた作るのもいいね」と、微笑まれるM様の言葉には、暮ら
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ライフフォーカス
2025/10/05
心を照らすスクリーンの灯り ~話題の映画を観に~
皆さま、こんにちは。ライフマネージャーのYです。
今回ご紹介するのは、“Life Focus”の日を活用して、今話題の、伝統芸能を題材にした大作を鑑賞した一日です。
「話題のあの映画を、
当ホームは、最寄り駅前の繁華街まで徒歩7分という好立地にあります。
お元気な方はもちろん、車椅子の方も、車を使わずにお散歩気分で行くことができるのが大きな魅力です。
秋晴れに恵まれたこの日
「今日は気持ちのいいお天気ね!」
「浦和の駅前、昔とずいぶん変わりましたね」
「大変な話題作らしいけど、どんな映画なのか、とても楽しみだわ」
そんな会話を交わしながら歩いているうちに、あっ
目的の映画館は、駅前の商業施設の6階にあります。
劇場内に入る前に記念撮影を一枚。
秋の青空を背に、ご入居者の笑顔がまぶしく輝いていました。
上映時間が近づき、いよいよスクリーン最前列の席へ。
場内の灯りが落ち、静けさの中で映画が始まります。
伝統芸能の世界を舞台に、芸を極めようとする人々の情熱と、時代を超えて受け継がれる心を描いた壮大な物語。
迫力ある映像と音楽に包まれながら、ご入居者も物語の世界に引き込まれていきました。
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ライフフォーカス
2025/09/21
日常を紡ぐ"Life Focus" ~浦和のことを教えてください!~
皆さま、こんにちは。
今回は、日常の“Life Focus”活動である『日課』の様子をご紹介いたします。
ホームにご入居されてから、新たなご友人や趣味仲間と出会えることも、ホーム生活の大
そこで、新任ライフマネージャーのYスタッフに
「せっかくなら浦和をご案内しましょう!」
と、お二人からお声がけいただき、私を含めた4人で浦和の街をめぐる『プチ散歩』へ出かけました。
9月に着任したばかりのYライフマネージャーですが、すでにご入居者から「Rちゃん、Rちゃん」と親しみを込めて呼ばれるほど打ち解けています。
歩く距離はほんのわずかでしたが、道中は話が尽きま
ベンチでひと休みしながら、普段よく立ち寄るお店やお召し物へのこだわりなど、日々の暮らしについても楽しげにお話しくださいました。
いかがでしたでしょうか?
当ホームでは、“Life Focus”の一環として、ご入居者お一人ひとりが大切にされてきた「日課」や習慣を、ホーム生活でも自然に続けていただけるようサポートしてい
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ライフフォーカス
2025/08/03
"Life Focus" を形にする取り組み ~静かな祈り、深まる思い ― 雨の靖国神社参拝~
皆さま、こんにちは。ケアサブチーフのTです。
連日の猛暑ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
今回は、当ホームの“Life Focus”を形にする取り組みをご紹介いたします。
■ 長
■ 雨が運んできた情景
しかし当日はあいにくの雨。
「雨の日の参拝は縁起が悪い」との説もあり、スタッフは少し迷いました。
そんなとき、I様は笑顔でこうおっしゃいました。
「気にしなくて
■ 雨に濡れる靖国神社
到着した靖国神社は、雨粒に洗われた木々の緑が鮮やかで、石畳はしっとりと光を放っていました。
その佇まいは、晴れの日とはまた違った厳かさをたたえていました。
■ 作法と祈り
本堂で参拝されるI様は、二礼二拍手一礼、鳥居をくぐる前の一礼、参道の中央を避ける歩き方 ―。
その所作一つひとつを、私たちに丁寧にご教示くださいました。
そしてI様は、
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ライフフォーカス
2025/05/20
"Life Focus"(LF) を形にする取り組み ~私の愛する街~
皆さま、こんにちは。ケアスタッフのYです。
当ホームが誇る中庭の桜もすっかり葉が茂り、新緑が眩しい季節となりました。
さて今回は、私がはじめてPA(パーソナルアシスタント:ご入居者個別担当
聞けばK様は、生まれも育ちも浦和という、生粋の『浦和っ子』。
時代とともに変わっていく浦和の街を、じっと見守っていらした方です。
このため浦和の『名物』である鰻はなじみ深く、ご実家でもお祝
お店に到着し、お待ちかねのうな重が目の前に運ばれてくると
「まぁ、美味しそう!立派ねぇ」
と、瞳を輝かせるK様。本当にうれしそうです。
おいしい、おいしいと、夢中で召し上がっていました。
今回のLFの取り組みを通じて、K様の幼いころからの思い出やご家族とのつながり、地元愛、価値観、お手先の器用さやご興味のあることなどを知ることができ、ほんの一部ですがK様の“ひととなり”に触
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ライフフォーカス
2025/05/03
"Weaving Everyday Life" ep.4 ~心を洗う写経~
皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーのMです。
今回のブログではご入居者の日常のひとコマをご紹介いたします。
現代はストレス社会ともいわれており、ゆったりとした気持ちで生活すること
K様に写経の楽しさをおうかがいすると、
「そうね、とにかく楽しいのよ」
「あなたもやってみたらわかるわよ」
とのこと。
そこで、私も教えていただきながら、挑戦してみることに。
慣れない筆
いかがでしたか?
もともと先生でいらしたK様は、ホームで写経や書道をされる今も、人々を教え導くような姿勢で楽しんでいらっしゃいます。
その姿に、教えることを通じて学びや喜びを共有することを
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ライフフォーカス
2025/05/02
"Life Focus"(LF) を形にする取り組み ~ガーデニング倶楽部第2部~ vol.1
皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーのNです。
花の盛りもあわただしく去り、早くも初夏の陽気が漂い始めました。
今回から、ガーデニング倶楽部の第2部!夏野菜編をシリーズでお送りします
園芸作業に勤しまれながら
「この倶楽部に参加して増えたお友たちがたくさんいるから、この場所が好きなのよ」
「ホーム生活は食事も美味しいけれど、いろいろな人と交流ができるから、以前より元気に
いかがでしたか?
倶楽部活動の場として、また、水やりや植物のお手入れなどの日課活動の場として、時にはスタッフも交じっての談笑の場として、プランターの並ぶガーデンテラスはいつでも人々が集う
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ライフフォーカス
2025/04/26
Sonare Urawa Presents 『みんなの力で"KANDO"を届ける物語 』ep.4~ Life Focus Awards 2024~
皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーの並木です。
ソナーレ浦和では、当社の事業コンセプトである“Life Focus”(LF)の実現に積極的に取り組み、ご入居者がホームでも“その方”
ユマニチュードは、相手を『ひとりの人間』として尊重し、4つの柱である「見る」「話す」「触れる」「立つ」をとおして、温かい関りを築いていきます。
そして、認知症の方や介護が必要な方に対して、
目線の高さは水平を保ち(見る)、笑顔で
「会いに来ましたよ。今日も顔色がとてもいいですね、青空もきれいですよ」
と、穏やかな口調で(話す)。
つぎに、感覚の鈍い所に温かい手で(触れる)。そ
そして、リラックスしていただきながらケアを行い、
「とても楽しいひとときが過ごせましたね」
と、ポジティブな雰囲気と言葉をかけ感情の固定をして
「また会いに行きますね」
と、再会の約束をし
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ライフフォーカス
2025/04/25
"Life Focus"(LF) を形にする取り組み ~101歳のバースディ、私の生きざま~
みなさま、こんにちは。
ケアスタッフのTです。
今回のブログでは、私がPA(パーソナルアシスタント:ご入居者個別担当)を勤めるご入居者M様のお誕生日の様子をご紹介いたします。
なんと!
つづいて、皆さまで『ハッピーバースディ』の歌と花束のプレゼント。
感激されたM様は、1世紀にわたる長き人生の思い出を、さまざまに語り聞かせてくださいました。
生まれ育った本島で、釣りや水泳
いかがでしたか?
101歳を迎えられた大切な一日を、PAとして身近でお祝いできたことを、私はとても嬉しく、また光栄に思っています。
M様は「来年はぜひアナゴ重が食べたいね!」と、早くも次
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ライフフォーカス
2025/04/12
Sonare Urawa Presents 『みんなの力で"KANDO"を届ける物語 』ep.3~ Life Focus Awards 2024~
皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーの並木です。
当社の社内イベント『Life Focus Awards 2024』に向けた、当ホームの取り組みの軌跡をご紹介するこのシリーズ。
第3弾
「昔はよく、主人と美術館に行ったのよ。また行ってみたいわ…」
と、つぶやくご入居者のK様。
私たちはその想いにお応えしようと、“Life Focus”(LF)活動を通じて、K様ご希望の美術
そして迎えた当日。
まずは、お洋服選びから。
花柄のお洋服と緑のセーターどちらを選ぶかについて、PA(パーソナルアシスタント:ご入居者個別担当スタッフ)と考え、「こっちがいいわね」と、緑の
数年ぶりに乗る電車に、
「本当に行けるの?大丈夫?」
と、少し不安なご様子でしたが、仲の良いご入居者やPAがご一緒するとわかると、安心した表情を浮かべられました。
美術館では、特別企画展のクロード・モネの作品の数々をじっくりと鑑賞され、美しい睡蓮の花と水面に映る光や影の描写を、心ゆくまで堪能されました。
晩年に向けて作風が変わっていくモネの作品に心打
ご昼食は、近隣の洋食レストランへ。
皆さまご一緒に注文されたオムライスはボリューム満点でしたが、久しぶりの遠出や芸術鑑賞後の高揚感もあってか、K様は、いつも以上に食が進むご様子でした。
こうして、念願の美術館訪問は無事終了。
一日がかりとなりましたが、ご帰館後も充実した笑顔を浮かべていらっしゃったK様のご様子から、存分に楽しんでいただけたことが感じられました。
次回も、
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